順天堂大学医学部が不正入試!女子を減点した理由は「コミュ力が高いため」

2018年10月中旬に、大学医学部の不正入試をめぐる問題で、男女の合否に差異を設けた疑いがあるとして文部科学省から説明を求められいた順天堂大(東京)は、

12月10日に謝罪会見を開き、女子受験生や浪人生が不利となるような合否判定を行っていたことを認め謝罪しました。

特に2次試験での面接では、女子受験生であることを理由に一律して点数を下げていたらしく、その採点理由について疑問を抱く人も多く、ネット上でも非難する声が上がっています。

そこで今回は、順天堂大学医学部の不正入試についてやネット上の反応についてまとめていきたいと思います

 

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順天堂大学医学部が不正入試!女子の採点理由が意味不明すぎる

2018年10月中旬に、文科省が医学部医学科のある大学計81校を対象に調査した結果、

順天堂大学医学部は、過去6年間の平均合格率が女子5・5%、男子9・2%と男女合否の差異が最も大きく、追加説明を求められていました。

 

その後の調査の結果、「合理的な理由なく、女子や浪人回数の多い受験生を不利に扱っていた」とし、12月10日に記者会見を開いて謝罪しました。

具体的には、1次試験で成績が下位だった受験生のうち、女子と浪人生は不利に採点し、さらに2次試験の小論文と面接では、女子の採点基準を厳しくしていたそうです。

浪人生に対して採点を厳しくするのはまだ理解できますが、1次試験、2次試験と不利に扱っていた女子の採点理由については、理解し難いものでした。

 

というのも順大の教職員らによると、採点理由について

  1. 女子は精神的な成熟が早く、受験時は男子と比べてコミュニケーション能力が高い傾向にあるが、入学後はその差が解消されるため補正を行う必要があった。
  2. 医学部の新入生が入る千葉県印西市のキャンパスの女子寮の収容人数が少なかった。

などと説明しており、あまりにも合理性のない理由でした。

これに対しては、調査した第三者委員会も

  1. 性別より受験生個人の資質や特性を重視すべきである
  2. 2017年に新設した女子寮の収容定員は大幅に増加したものの医学部の女子大生の人数は変わらず、合格者選考会議などでも収容人数が特に審議されていなかった

など指摘し、どちらも「合理性がない」と判断しました。

 

医学部受験といえば、倍率も高く合格は狭き門です。毎年人生かけて受験に挑む人たちがいるというのに、そんな根拠もない理由で、不合格にされたらたまったもんじゃないですよね。

それと同時に大学の採点基準がどれだけ公平なのかについても疑問を持ってしまいます。

 

今回の件で順天堂大が48人を追加合格!

順天堂大学は、2017、18年の2年間での入試で、1次試験では117人、2次試験では48人を不当に不合格にしていたそうです。

そのため、今回の件が明らかになったことにより、

不合格にした男子1人、女子47人の合わせて48人を追加合格とするとともに、1次試験で不合格とした117人の受験料を返還するとしています。

 

受験生としては今さら合格してもって感じですよね。しかも2年前の受験が合格になったところで、すでに違う大学に入学しているかもしれないので、はっきりいって遅いです。

それに、2年前以上の受験生たちが報われないのが可哀想ですね。

他にも全7大学が不正入試を公表!

今年発覚した東京医科大学の不正入試問題を受け、文部科学省は、8月から医学部のある全国80の大学に対して同様の不正がないか調査を行いました。

この調査によって、順天堂大学を含め多くの大学が過去の入試に不正があったことを認めています。

すでに12月10日までに、

昭和大学、神戸大学、福岡大学、金沢医科大学、岩手医科大学、順天堂大学、北里大学の合わせて7大学が不正を認めており、医学部入試の公平さに疑問が持たれる結果となりました。

 

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順天堂大学医学部が不正入試に対してネット上の反応

今回多くの大学の不正入試が明らかになりましたが、理由が理由なだけあって順天堂に対して批判する人は多いようですね。

特に女性にとっては理解し難く、女性差別とも捉えられるような内容なので疑問を抱くのは無理もないと思います。

今回の件で、医学部大学の全面的な入試制度の見直しが行われ、より公平で正当な入試が行われるようになることを望みます。