最近少しずつ英語がわかってきた。
文法も単語もなんとなく覚えてきた。
でもやっぱりネイティブの人の英語と比べると何かが違う・・・。
もしかしたら英語の発音が悪いのかも・・・!?
なんて思ったりしたことはありませんか?
英語の発音が悪いと実際に海外で英語を話すときに上手く伝わりません。
僕も実際に向こうのネイティブの人と英語で会話しているときに、何度も聞き返された経験があります。
カッコよく英語で伝えるためにも綺麗な発音をマスターすることは重要な英語学習の1つです。
今回はそんな重要な発音を少しでもマスターできるように、日本人が特に注意した方がいい英語発音を紹介していきます。
これさえ抑えておけばかなり綺麗な発音で英語を話せるようになると思うのでぜひ取り組んで見てくださいね!
[quads id=1]目次
日本人が注意すべきこれだけは押さえておきたい英語発音11個まとめ
ではさっそく紹介していきますよ。
最初に紹介していくのは、英語で「はっきりとは発音しない」と言われている音からです。
1.消える音
英語にははっきりと発音しない音があります。
主に「g」「d」「k」「p」「t」これらの5つの単語は発音せずに省略する場合があるので、省略する場合をしっかりと抑えておきましょう。
例えば、
Good morning ⇒ Goo(d) mornin(g) グッドモーニング ⇒ グッモーニン
Right now ⇒ Righ(t) now ライトナウ ⇒ ライナウ
Told me ⇒ Tol(d) me トールドミー ⇒ トールミー
このように意外と目にすることが多いワードでも実は省略して発音するのです。
ネイティブの人の英語がはっきりと聞き取れないのはこのような省略があるためでもあります。
しっかりとあらかじめ省略することを抑えておかないといけません。
2.弱くて聞こえなくなる音
こちらもはっきりとは発音しない音の1つです。
正確に言うと発音はするのですが、発音が弱すぎてほとんど聞こえません。
この弱すぎて聞こえなくなる音に該当するのが「h」の単語です。
「h」はもともと発音が「ハッ」というように息を思いっきり吐いて出すような発音なので、他の単語にかぶさって聞こえなくなってしまうことがよくあります。
例えば、
I like him ⇒ II like (h)im アイライクヒム ⇒ アイライキム
このように本来はhim(ヒム)と発音する単語ですが、英文として発音する場合は、hの音が弱すぎて聞こえなくなってしまうと言う場合があります。
3.唇を閉じて発音する音
「m」「p」「b」これらの単語は発音する際に、しっかりと口を閉じて空気が外へ漏れないように発音します。
「m」は口を閉じて鼻に空気の圧力を感じながら「ムー」という音を出します。音がこもる感じがします。
一方、「p」「b」はどちらも破裂音です。口を閉じてから上唇と下唇を一気に離して空気を口の外に出して発音します。
また語末の場合は発音の仕方が少し違います。
語末に「m」「p」「b」がある時には、口を閉じたままで再び上唇と下唇を離して発音しません。
Take a napは「少し寝る」「うたた寝する」という意味のフレーズですが、napという単語が語末に/p/を含みます。
この場合、napの/p/は口を閉じたまま破裂せずに発音するので「テイクアナッ」という風に発音します。
他にもSwim、Mapなどの英単語もこのように発音します。
4.イとエの中間の音
日本人は「i」の発音は問題ないと思っている人が多いですが、意外とちゃんと発音できていない人が多いです。
「i」を日本人が発音しようとすると「イ」という発音で大丈夫だと思っていますが、実際は「イ」という発音とは少し違うのです。
例えば、丘という意味の単語で「Hill」という英単語があります。
日本人がこの「Hill」をちゃんと発音しようとすると、ネイティブにとっては「Heal(癒す)」という英単語に聞こえてしまっているんです。
英語の「i」の正しい発音は、イとエの中間の音を意識して発音します。
日本人が英語の「i」をしっかりと発音しようとするなら日本語で「イェー」と同じです。
意外と勘違いしがちな部分ですが、綺麗な発音する目指すためにも心がけたいです。
[quads id=1]
5.舌先を上の歯の裏につける音
日本人が発音するのに苦手な単語の一つである「l」は、舌先を上の歯の裏につけて発音します。
英語は日本語では使わない舌の筋肉をよく使います。
日本人にとって舌を使うことは慣れていないのでなかなか上手く動かせないですが、日頃から英語を正しく発音する訓練をすることで自然と舌の筋肉が発達し楽に発音できるようになります。
6.舌をひきながらウの形でラ行の発音する音
日本人は5でやった「l」と「r」の発音の違いが苦手だと言われています。
「l」は舌先を上の歯の裏につけて発音しますが、「r」は舌をひきながらウの形をしながらラ行の発音をします。
日本語では「うらぁっ」みたいな感じで発音します。
このように「l」「r」では根本的に発音の仕方が違うので、ネイティブの人にとってははっきりと違う単語なのです。
とは言っても日本人の私たちにとってはなかなか区別が難しいので、まずはしっかりと両方とも発音できるようになってから少しずつその違いを明確にしていきましょう。
7.速くなるとラ行に変化する音
「t」と「d」は速くなるとラ行に変化して発音します。
どうゆうことかというと、
例えば「Water(水)」という誰でも知っている英単語がありますよね。
もはや日本語ですが、英語では「ウォーター」とは言わずに「ウォーラァー」と発音します。
そう、「ター」が「ラァー」に変化して発音しているんです。
他にも「little」は「リロゥ」、「better」は「ベラー」と発音します。
こんな感じで速く「t」の部分を発音する場合は、発音しづらいので「t」をラ行に変換させて発音します。
8.上の歯を下唇にのせる音
「v」は上の歯を下唇にのせて「ブー」発音します。
日本語で「ブー」と発音した場合、英語では「b」の音になります。
「v」の発音の仕方は日本語にはない舌の動きをするのでしっかり練習する必要があります。
Vのつく単語は、Vest、Five、Haveなどがあります。
「v」の正しい発音の仕方は、
- 前歯で軽く下唇を噛んだまま
- 「ブ」と発音してみる
- その際、下唇が軽く振動しているのが感じられたらOK
唇を振動させて擦れる感じの音を出すのがポイントです。
9.下唇を噛み息を吐く音
「f」も下唇を上唇にのせて音を出す単語です。
この単語も日本語にはない発音の仕方なので慣れないですが、そこまで難しい発音方法ではないのでしっかりと練習すればすぐに慣れるようになります。
「f」の正しい発音の仕方
- 前歯で軽く下唇を着けたまま
- 空気を摩擦させる
- 無声音なので震えない
fの発音をする英単語としては、FishやFoodなどがあります。
発音のポイントとしては、前歯は下唇を噛まずに少し着けた状態で空気を摩擦させます。
「f」の場合は、無声音なので振動させる感じはしないです。
10.唇を外側にそらす音
これまた正しい発音ができていると思っていても、実ができていない発音の代表格に「w」の発音があります。
恐らくですが、ネイティブの人に「Woman(ウーマン)」と言っても通じません。
それは「Woman」という英単語が、正しい「w」の発音が出来ていないと発音するのが難しい単語だからです。
他にも、日本人は「White」を「ホワイト」と発音したり、「What」や「When」を「ホワット」「ホウェン」などと発音したりする人がいます。
これらの例はかなりわかりやすい例ですが、恐らくかなりの人が正しく「w」の発音が出来ていないと思います。
「w」の正しい発音の仕方は、
1.上唇と下唇を外側にそらして突き出します。
子供の頃によくやっていた「ぶちゅー」みたいなの時の形です。笑
2.そしてその突き出した上下唇を一気に引いて同時に「うわっ」と発音します。
コツは一瞬で勢いよく唇を引いて発音することです。
何度も練習すれば自然できるようになるので、最初のうちは意識的に慣らしていきましょう。
11.舌をひきながら噛む音
恐らくこの発音が日本人の僕らにとって一番発音しづらいと思います。
そう、「th」の発音です。
よく「th」の発音は舌を噛んで発音すると言われていますが、必ずしもこれが正しい発音とは言えません。
舌を歯で挟むことは間違いではないですが、本当に噛んでしまっては音が出ません。
「th」の本当に正しい発音の仕方は、
- 舌を上の歯と下の歯で触れるぐらいで挟みます。
- 挟んだら、舌を上の歯に滑らしながら引きます。
- 引いた時に、空気を摩擦させて「ジ」という発音をします。
コツとしては、舌を挟む加減が挟むか挟まないぐらいの感じで行うことです。
日本人とってはこんなに舌を使って発音することがないのでとても発音しづらい音ですが、
慣れてくるとかなりスムーズに出せるようになるので頑張って練習してみてくださいね。
僕も初めの方はなかなか出来なくて、悔しかったのでしょっちゅ練習していました。
今では「Thank you」を「サンキュー」と日本語っぽく発音するのが気持ち悪く感じて、ついつい発音良く「ティンキュー」と発音してしまうほどまでになりました。
以上が日本人がこれだけはまずは押さえておきたい英語発音11個になります。
今回紹介しら英語発音を綺麗に発音できるようになればかなり発音が上達するようになると思うのでぜひ実践してみてくださいね。
[quads id=1]