世界的に有名な人権派ジャーナリストである広河隆一氏(75歳)が、職場で女性に性的な暴力を行なっていた疑惑があることを「週刊文集」によって報じられました。
これが本当であれば大変許しがたい行為ですが、実際のところはどうなのでしょうか?
今回は、報じられたニュースの詳細についてや、広河隆一氏の妻や娘、経歴学歴についてもまとめていきたいと思います。
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DAYSJAPAN元編集長の広河隆一氏が職場の女性に性暴力!?
世界的人権派ジャーナリストに性暴力疑惑 7人の女性が証言 #広河隆一 #ジャーナリスト #スクープ速報 https://t.co/ZYPudNsaMY
— 文春オンライン[文藝春秋] (@bunshun_online) 2018年12月25日
パレスチナ問題、福島第一原発事故などと向き合い、世界的にも有名にも有名な広河隆一氏が職場の女性に対して、性行為の要求、ヌード撮影、セクハラなどの性暴力の疑いがあるとして「週刊文集」によって報じられました。
広河氏といえば、日本ビジュアルジャーナリスト協会の設立、2004年に「DAYS JAPAN」という月刊誌の編集長として再創刊し、株式会社デイズジャパンを設立するほか、過去には多くの受賞歴もあります。
今回、週刊文集に性暴力の被害を訴えた女性のうちの1人は、DAYS JAPANの編集部でのアルバイトしていたらしく、
ある日、広河氏から、「君は写真が下手だから僕が教えてあげる」と指定の日時にホテルにくるようにと言われたそうです。
その後、その女性は言われた通り、ホテルの部屋に訪れると、そのままベットに連れてかれ、抵抗もできずに行為に至ったそうです。
他にも同様に、7人もの女性が広河氏の被害にあったことを訴えているようです。
おそらく、今回訴えている女性以外にも他にも多くに人が被害にあっているような気がしますが、問題は人権派のジャーナリストとして活動している広河氏が性暴力を行なったということですよね。
特に広河氏は、人権を何よりも尊重する人物とも言われています。さらにはなにより女性に対しての人権を尊重するとも言われています。
そんな広河氏が、まさか女性にこのような行為をしていたということが本当なら、かなり大問題なのではないでしょうか。
この報道について広河氏は、
「望まない人間を僕は無理やりホテルに連れて行きません」「断る間もなくそんなことができるなんて、普通ありえないですよ」「(女性たちは)僕に魅力を感じたり憧れたりしたのであって、僕は職を利用したつもりはない」
出典元:文集オンライン
と性暴力の実態については否定しているようです。
ただ望んで行為にいたった女性がわざわざ訴えたりしませんよね。おそらく断れないような誘い方が上手いんでしょうね。
DAYS JAPANでの出来事ということは、広河氏が2004年に株式会社デイズジャパンを設立した後の事ということになります。
現在、広河氏は75歳ですから、14年前の61歳以降のことということで、年齢的にも落ち着いていいはずなのにまだまだ元気なんですかね。
さすが世界的なジャーナリストはいくつになっても生命力が違います。
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広河隆一氏のプロフィール(経歴・学歴)
「福島.被曝安全神話のワナ」が印刷所から届きました。ぜひ読んでください。福島で起こっている重大な問題が書かれています。今日6月20日中に申し込めば割引です。03-3322-0233。DAYS JAPAN,店頭発売は28日から。 pic.twitter.com/xZinSHP0Zg
— 広河隆一 (@RyuichiHirokawa) 2018年6月20日
本名 | 広河隆一(ひろかわりゅういち) |
---|---|
生年月日 | 1943年9月5日 |
年齢 | 75歳(2018年12月時点) |
出身地 | 中華民国天津市 |
国籍 | 日本 |
別名 | 廣河隆一 |
最終学歴 | 早稲田大学教育学部 |
職業 | ジャーナリスト、戦場カメラマン、政治活動家 |
広河隆一氏は中国の天津市で生まれ、2歳の時に日本の大阪に帰省。
広河氏の詳しい学歴は、
1956年 高鷲町立小学校(現在は羽曳野市立高鷲小学校)卒業
1959年 羽曳野市立高鷲中学校 卒業
1962年 大阪府立生野高等学校 卒業
1967年 早稲田大学教育学部 卒業
早稲田大学には1963年に入学したみたいなので、1年浪人して合格したようですね。
この時代に早稲田大学ですから相当優秀で、頭も良かったんでしょう。
早稲田大学教育学部を卒業後は企業には就職せず、本格的にジャーナリストとしての活動をスタートさせました。
その後、よみうり写真大賞やIOJ国際報道写真展大賞・金賞受賞など数々の賞を受賞。
2002年には日本ビジュアルジャーナリスト協会設立。
2003年には株式会社デイズジャパンを設立し、2004年に月刊誌「DAYS JAPAN」を再創刊し、代表取締役社長&編集長に就任。(2014年に編集長を交代)
2015年には、広河氏のこれまでの活動を追った「広河隆一 人間の戦場」というドキュメンタリー映画も製作され、自身も出演するなど多くのキャリアを積んできました。
経歴だけ見れば、日本を代表するようなジャーナリストですが、今回の件が本当であれば残念ですよね。
広河隆一氏の妻や娘は?
そんな広河隆一氏には今まで結婚相手になった妻が2人います。
最初の結婚相手である妻は、イスラエル生まれのイスラエル人です。
お名前は、ルティ・ジョスコビッツさんで、広河ルティとも呼ばれており、評論家として活動しています。
過去には、フランス国籍から日本国籍を得ようとしたものの同化不十分として拒否られたこともあります。
そんなルティ・ジョスコビッツさんとの間にできた娘がタミイJ広河(広河J民)さん。
タミイJ広河さんは画家やパーカッション奏者として活躍しており、秀才な娘さんのようです。
現在は、沖縄に住んでいて、創作活動もしているという噂もあります。
ルティ・ジョスコビッツさんと離婚後は、現在の妻である一般女性と結婚。
記事によると、大手出版社に勤めているようです。
出版会社勤務ということで、仕事の延長線上で出会った女性なんですかね。
広河氏の妻や娘さんは今回の報道についてどのように思っているのでしょうか。
広河氏自身、他の女性とホテルに行ったこと自体は否定しておらず、これは実質不倫ということになってしまいます。
まあもう年齢も年齢なので、いちいち不倫だので離婚したりするかはわかりませんが、これが性暴力になってくると話も変わってきそうですね。
広河隆一氏の性暴力報道に対してのネット上の反応
人権を大切にすべきだと言いながら女性をその枠に入れない「リベラルセクシスト」は少なくない。詳細が分からないから広河隆一氏がどうだったかは知らないけれど、自分の権力に対して自覚的に無自覚になり、「Explicit Yes Means Yes」が守れていなかったのならばアウトだ。
https://t.co/fuMMpLtiNY— 勝部元気 Genki Katsube (@KTB_genki) 2018年12月25日
僕も信頼する関係者の方から事情を聞きました。僕はDAYS JAPANに何度か寄稿してますし、映画「広河隆一 人間の戦場」のトークに登壇したこともあります。それだけに非常に残念かつ衝撃的ですが、記事の内容に間違いはないと思います。谷口真由美さんの声明に賛同します。https://t.co/d4XOsYOJKj
— 想田和弘 (@KazuhiroSoda) 2018年12月25日
広河隆一さんは、間違いなく、日本のジャーナリズム史に残る偉大な仕事をされてきました。志葉も広河さんに憧れ、心から尊敬してきました。だからこそ、ご自身の行ってしまったことについて、潔く被害者の方々に謝罪され、相応の責任をとっていただければと切に願います。 https://t.co/zEmsmlGy6C
— 志葉玲 (@reishiva) 2018年12月25日
記事を読みました。強い憤りを感じます。被害に遭われた方々が二次被害に遭われないか、とても心配です。
法学者の谷口真由美さんが、この記事に対する声明を投稿しています。是非読んで下さい。https://t.co/Vo6WyeD2DW https://t.co/akZBGmrieG
— 小島慶子 (@account_kkojima) 2018年12月25日
震災から7年以上。広河隆一はデマ屋としか思ってなかったから「ようやく「人権派」の化けの皮が剥げた」としか。 https://t.co/Ol390vHFun
— ttakahasi (@ttakahasi) 2018年12月25日
今回の広河隆一氏の報道に対して数々の著名人の方もコメントしていました。
やはり今までの功績があるだけに今回の件については残念に思っているようですね。